自宅で安心
手軽に透析治療

患者さん⼀⼈ひとりに寄り添い
“あなたらしく”を⽀援する

「そろそろ透析が必要ですね」
と言われたら

腎臓の働きがとうとう10%以下にまで低下すると、自分の腎臓では体を浄化しきれなくなり、放っておけば命にかかわってしまいます。 命をつないでいくためには、透析や腎移植などの治療が必要になります。

「透析」と聞いて
こんな不安はないですか?

「透析」と聞いてこんな不安はないですか?

「透析」と聞いて
こんな不安はないですか?

  • 週に何回も通う必要がある
  • 家族に迷惑がかかるんじゃないか
  • 旅行など家族と遠出できなくなる
  • 仕事に影響してしまうのではないか
⼀居 充

生活も仕事も旅行も諦めなくていい

井上病院では、一人ひとりの病状や生活に応じた「透析治療」をご提案しています 

透析治療は、日常生活の中で継続的に続けていかなければならないものです。だからこそ、一人ひとりの暮らしを尊重してできる限り負担を減らすことを目指して治療を行なっています。

腎臓内科部⾧ ⼀居 充

INTRODUCED

患者さんの生活リズムに
合わせて
自宅や職場で
行える腹膜透析

腹膜透析とは、慢性腎不全に行われる透析のひとつです。在宅で行う最も代表的な透析療法で、患者様ご自身のお腹に透析液を入れて、腹膜を通して体の中の老廃物を取り除きます。 
連続的に透析されるため血液透析に比べ体の負担が少なく、残された腎臓の機能(尿の排出)を長期間保つことが可能とされています。
生活リズムに合わせて自宅や職場で行え、貯留中は自由に活動することが特徴です。

腹膜透析

腹膜透析の流れ

  1. 01
    透析液を注入
    01

    透析液を注入

    透析液を腹腔内に注入します。

    透析液を腹腔内に注入します。

  2. 02
    貯溜中
    02

    貯溜中

    貯留している間、血液中の尿毒素や余分な水分が腹膜を介して透析液に移動します。

    貯留している間、血液中の尿毒素や余分な水分が腹膜を介して透析液に移動します。

  3. 03
    排液
    03

    排液

    カテーテルを通して腹腔内に注入した透析液を排液します。

    カテーテルを通して腹腔内に注入した透析液を排液します。

  4. 04
    透析液を再注入
    04

    透析液を再注入

    新しい透析液を腹腔内に注入します。

    新しい透析液を腹腔内に注入します。

腹膜透析のメリット・デメリット

メリット

身体的負担が少なく
自由度が高い

  1. 残っている自分の腎臓のはたらき(残腎機能)を長持ちさせることができる
  2. 時間をかけてゆっくり透析が行われるので体への負担が少ない
  3. 通院回数が月1-2回。透析実施時間を生活にあわせて調整でき、自由に過ごせる時間を作りやすい
デメリット

自分で行う負担があり、
腹膜は劣化する

  1. 毎日ご自身で透析治療行う必要がある
  2. 操作や管理が悪いと合併症があらわれることがある
  3. 腹膜は⽣体膜で劣化するため、10年以上続けることは難しい
適切な環境を整えれば、どこにいても透析可能

適切な環境を整えれば、
どこにいても透析可能

4~8時間ごとにバッグ交換(20-30分)を行い、24時間連続的に透析をする治療です。
腹膜に透析液貯留中でも自由に活動する事ができます。バッグ交換の時間はお仕事や学校などの日常生活に合わせて計画を立てる事ができます。1回のバッグ交換操作は20-30分かかります。
バッグ交換は適切な環境を整えれば、自宅だけではなく、会社や旅行先などでも行えます。
※バッグ交換の回数は患者様の体調や腹膜機能によって決まります

適切な環境を整えれば、どこにいても透析可能

腹膜透析と血液透析の違い

腹膜透析 血液透析
透析
方法
場所 自宅・職場など 病院
時間 3〜5回/⽇の交換 3回/週 約4〜5時間/回
体への
負担
負担が少ない(連続的に透析されるため) やや負担がかかる(たまった尿毒素や⽔分を
透析で短時間に取り除くため)
日常
生活
通院 通院は⽉1〜2回程度 週3回透析に通院
透析時間はベッドに拘束される
運動 スポーツは可能
腹圧のかかる激しい運動、
⽔泳は制限したほうがよい
シャント部に注意する
旅行 透析液などの必要物品を
携帯するか目的地に送付する
長期旅行の場合、目的地付近の
透析施設を利用する必要がある
食事制限 エネルギー・塩分・⽔分・リン 制限 カリウム・塩分・⽔分・リン 制限
透析方法 日常生活
場所 時間 体への負担 通院 運動 旅行 食事制限
腹膜
透析
自宅・職場など 3〜5回
/⽇の交換
負担が少ない(連続的に透析されるため) 通院は
⽉1〜2回程度
スポーツは可能
腹圧のかかる激しい運動、
⽔泳は制限したほうがよい
透析液などの必要物品を
携帯するか
目的地に送付する
エネルギー・
塩分・⽔分・
リン 制限
血液
透析
病院 3回/週
約4〜5時間/回
やや負担がかかる(たまった尿毒素や⽔分を
透析で短時間に取り除くため)
週3回透析に通院
透析時間は
ベッドに拘束される
シャント部に注意する 長期旅行の場合、
目的地付近の透析施設を
利用する必要がある
カリウム・
塩分・⽔分・
リン 制限

⾎液透析についてはこちら矢印

INFOGRAPHICS

数値で見る井上病院の透析

FLOW

腹膜透析開始までの流れ

緊急性がある場合はチューブ挿入した手術の2週間後に腹膜透析を開始する場合もありますが、腎機能に余裕があって透析をするまでに時間のある場合、段階的腹膜透析導入法(SMAP法)が有効で、当院ではSMAP法を推奨しています。SMAP法では、2回の入院が必要です。
1回目の手術でお腹の中にカテーテルを留置し、カテーテルは皮下組織に埋没させます。透析が必要となった段階で2回目の手術を行って皮下のカテーテルを取り出すと、チューブがしっかり組織になじんでいます。そのため出口部からの透析液漏れや、それによるトンネル感染の防止が期待でき、また開始直後から十分な透析液量を注液することができます。

1外来受診・検査
腹膜透析療法を
始めることが可能か検査
2カテーテルを
埋め込む留置術
(入院)
⽪下組織にカテーテル
を埋める⼿術
3透析開始まで、
内科通院時に
外来で透析手技を指導
バッグ交換など交換方法を
患者さん・家族へレクチャー
4カテーテル出口部作成術、
透析開始
透析開始のタイミングに合わせて
カテーテル出口部を作成する手術。
手術当日より腹膜透析を開始。
透析手技の確立や、
残腎機能・
生活にあわせた透析メニューの設定

患者さんの状態に合わせて
計画的に透析の準備を⾏います

⾎液透析からの乗り換えも可能です。
遠⽅の⽅でもお気軽にご相談ください。

⾎液透析からの乗り換えも可能です。

適切なタイミングで透析療法に移⾏することはとても⼤切なことです。ライフスタイルや年齢、性格なども考慮して、最も患者さんにあった治療法を選択していただきます。※患者さん状態によって乗り換えができない可能性もございます。

ご予約も可能!透析治療について
お気軽にご相談ください
LINEで医師に直接相談
⾎液透析からの乗り換えも可能です。
HOSPITAL

井上病院が選ばれる
3つの理由

01

井上病院は腹膜透析による透析導入に積極的に取り組んでいます(腹膜透析ファースト)

井上病院は腹膜透析による透析導入に積極的に取り組んでいます(腹膜透析ファースト)

腹膜透析で透析導入すると透析導入後も残腎機能(腎臓が働き尿ができる機能)を保持しやすく、時間をかけてゆっくり透析が行えるので体や心臓への負担が少なく、血液透析よりも生命予後が良いとも言われています。腹膜透析は月1-2回の通院で透析導入後も生活リズムを大きく変えずに済むため、QOL(Quality Of Life)改善にもつながります。腎臓学会や透析学会では腹膜透析で透析導入することを推進しており、井上病院も腹膜透析による透析導入を推進している病院です。

井上病院は腹膜透析による透析導入に積極的に取り組んでいます(腹膜透析ファースト)
⾼齢患者さんの腹膜透析に合わせたサポートメニュー
02

⾼齢患者さんの腹膜透析に
合わせたサポートメニュー

⾼齢患者さんの腹膜透析に合わせたサポートメニュー

通院が困難な⾼齢患者さんへのサポートとして、腹膜透析担当の看護師・医師が訪問看護・診療も⾏っています。
また、介護者が旅⾏等で不在になる場合も、レスパイト⼊院していただくことも可能です。
このように⾼齢者でも腹膜透析治療を⾏いやすいな取り組みを井上病院では積極的に⾏っています。

03

開院以来400名以上の
腹膜透析患者さんを治療
歴史と実績のある井上病院

開院以来400名以上の腹膜透析患者さんを治療歴史と実績のある井上病院

井上病院は、1975年に開院され腎・透析医療を中⼼とした病院から始まり、開院以来400名以上の腹膜透析治療をしてきた経験があります。
現在は腎不全合併症の治療や予防に重点を置いた各種の専⾨外来があり、各種感染治療、透析腎癌などの透析合併症治療も専⾨的に⾏っています。

開院以来400名以上の腹膜透析患者さんを治療歴史と実績のある井上病院
DOCTOR INTERVIEW

ドクターズインタビュー

腎臓内科部⾧ 藤原 ⽊綿⼦

透析について気になることが
あれば一度相談してください

腎臓内科部⾧ 藤原 ⽊綿⼦

透析治療を始めるとき、生活スタイルが変わることに不安を感じられる患者さんは多いのではないでしょうか。しかし、透析治療の中でも腹膜透析やオーバーナイト透析のように、できるだけ生活スタイルを崩すことなくQOL(生活の質)を維持していける治療方法もあります。気になることがあれば遠慮なくご相談ください。

MEDIA

メディア掲載

SERVICE CHARGE

料⾦

透析患者の医療費負担については、腹膜透析血液透析も同様の金額となります。

お持ちの医療受給者証など 1ヶ月あたりの自己負担額の上限額
生活保護 0円
自立支援医療(更生医療) 生活保護世帯 0円
低所得1(市民税非課税)
本人収入80万円以下
負担上限額 2,500円
低所得2(市民税非課税)
本人収入80万円以上
負担上限額 5,500円
中間所得層1 5,000円または10,000円
一定所得以上 20,000円
特定疾病療養受療証 一定所得以下 10,000円
一定所得以上 20,000円
重度心身(体)障害者
医療費助成制度
身体障害者1級 1医療機関あたり1日500円(外来・入院・薬局ごと)上限3,000円
お持ちの
医療
受給者証
など
生活保護 自立支援医療(更生医療) 特定疾病療養受療証 重度心身(体)障害者
医療費助成制度
生活保護世帯 低所得1
(市民税非課税)
本人収入80万円以下
低所得2
(市民税非課税)
本人収入80万円以上
中間所得層1 一定所得以上 一定所得以下 一定所得以上 身体障害者1級
1ヶ月
あたりの
自己
負担額の
上限額
0円 0円 負担上限額
2,500円
負担上限額
5,500円
5,000円
または
10,000円
20,000円 10,000円 20,000円 1医療機関あたり1日
500円(外来・入院・
薬局ごと)上限3,000円

井上病院では患者様の
ご希望に合わせた透析治療が可能です。
お気軽にご相談ください。

⾎液透析からの乗り換えも可能です。

適切なタイミングで透析療法に移⾏することはとても⼤切なことです。ライフスタイルや年齢、性格なども考慮して、最も患者さんにあった治療法を選択していただきます。

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⾎液透析からの乗り換えも可能です。
Q&A

よくあるご質問

ABOUT

施設のご紹介

施設のご紹介

進化する医療を究め
社会に貢献することを
使命とする

質の高い腎臓病と透析の専門医療の実施。
様々な透析合併症への対応を中心に取り組んでいます。
透析が必要となった患者さんには血液透析だけでなく、
ご自宅で行っていただける腹膜透析についても十分な説明を行い、
透析療法の選択をしていただきます。

ACCESS

アクセス

所在地
〒564-0053 吹⽥市江の⽊町16-17
アクセス
電⾞でお越しの⽅へ⼤阪メトロ御堂筋線「江坂」駅南出⼝⑧より徒歩8分バスでお越しの⽅へ阪急バス「江坂駅前」停留所より徒歩10分お⾞でお越しの⽅へ新御堂筋(国道423号)北行き 江坂ランプを降り、最初の信号「江の木」を左折すぐ新御堂筋(国道423号)南行き 緑地公園ランプを降り、新御堂筋側道を約2km進み、「江の木」を右折すぐ

⾎液透析からの乗り換えも可能です。
遠⽅の⽅でもお気軽にご相談ください。

⾎液透析からの乗り換えも可能です。

適切なタイミングで透析療法に移⾏することはとても⼤切なことです。ライフスタイルや年齢、性格なども考慮して、最も患者さんにあった治療法を選択していただきます。※患者さん状態によって乗り換えができない可能性もございます。

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